2/02/2009

「延々」と続く工事作業

壁にドアを取り付ける工事と平行しながらスタジオのいろんな所で作業をしている。

前回書いたコンピューターのステーションを仕上げる事から、天井にはるドライウォール、配線関係、そして今回導入する為のコンピューターのネットワーク関係などと幅が広い。さすがに天気が悪かったり,外で作業をするのは寒い時には他に作業をできるとこから行う。スタジオの作業ではやりたい事は山ほどあるのだがいつも自分の調子とどのような手助けが得られるかという事で作業を進めてきた。この頃は作業モードになっているようで、コンピューターの前に座っている時間が比較的少ない。

そしてこのように作業に集中するときはある意味他のものはほったらかしにしている。朝の7時位に起きてきてメールのチェックやスカイプでのやり取りを行い、9時にアシスタントのEstelleが来るまでにコンピューターでの作業を済ます。彼女とのミーティングを済ましてからは基本的に5時までいろんな工事関係の作業をして電話すらもとらない。基本的にはEstelleに全てをまかせていて,よほどの事がない限り彼女も僕の事を呼びにこない。この様にでもしないと作業がいちいち中断されてなかなか作業が進まないという事がある。

週末に泊まりに来た友達にこのビルの工事の写真を最初から見せてと頼まれた。この頃全然見ていなかった写真で是非と言われるのでコンピューターから探してくる。こんな写真を見て比べる事がないので、このように時々みると正直言って自分でも驚く物がある。

彼女は「よくこんな状態を見て何かになりうるなんて思えたね」とコメント。真っただ中にいた時はそんな事を考える余裕もなかったし、とにかく目の前にある作業しか見えなかった。彼女には「ある意味、無知がいい様に働いてくれて、ただがむしゃらにやったんだよ」と答えた。

いつもはやらなければならないリストが沢山ありすぎ,「工事」が延々と続いている感がある。しかしこの様に写真を見ながらここまで来た過程を思うと「よくここまで…」と思う。このような感じがこれからも巡って来るのだろうが,その時にはこうやって今までの過程の写真を見て励ます事も必要かと…。

小さいときから物を作るのが好きで、いつか大工さんになりたいと小さいながら思っていた時があった。このような形である意味夢が叶うとは誰にも想像もつかなかっただろう。






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