箱に入った写真
スタジオのオフィスを整理していると8x10の箱一杯に詰まった写真がでてきた。
開けてみると古い写真が入っている。大体6年ぐらい前のもので回りにいた友達を撮った物だった。掃除をしている途中なのだが一枚一枚写真を見始める。
今思えばこの頃はひたすらポートレートを撮っていた。友達や周りにいる人のことを片っ端から撮っていた感じであろうか。日本人の友達も沢山いてずいぶん撮影した。今ではこの時の友達はフィラデルフィアから離れていってしまって残っている人は二人ぐらいしかいない。
中盤のカメラで撮っていた物でカラーも白黒もある。この頃はラボで働いていた為プリントをするのがとても身近であった。確かこの辺りにポートレートに使おうとして8x10のカメラを購入をした。8x10でカラーなんかも撮っている。
この赤いバックグラウンドの写真は妹のようなPraeである。変な関係だが僕の前の彼女の最初の彼氏の妹である。不思議なことにこの4人の中でPraeとは連絡をとっている。フィラデルフィアにあるUniversity of Artsという美術大学に通っていたのだが、最終的にフィラデルフィアに来たのも僕たちとの接点があったらであろう。今ではバンコックでデザインの事務所で働いて、今年の終わりに訪ねようと思っている。
このように人の写っている写真を捨てるのはとても難しい。今になっては特に気に入った写真でもないし、プリントとしてもどうこうではないのだが、捨てるということができない。掃除をしているのだがどうも掃除が進まない…。
こういう時に「いい写真」という物の意味が、時間が経過することによって変わることを感じる。撮った時は、良い写真かどうかを必死になって選ぶのだが、時間が経つことによって「これもありか」と寛容的になる。とても不思議な感じである。
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